
事の始まり
ポケットWiFiが更新月に
今まで利用していたY!mobileのポケットWiFiが6月に更新月を迎えることになりました。
次は Aterm MR04LN
ポケットWiFiの代わりを検討していたので、一般的なモバイルルータの利用を想定しており、毎月の通信費を抑えようと考えるとMVNOの格安データ通信にほぼ傾いていました。
MVNOの格安データ通信については長くなりそうなので、また別の機会にご紹介したいと思います。
そんなタイミングでWiMAXの新端末 Speed Wi-Fi NEXT W03
がauから発売(auでは6月4日、UQでは7月1日に発売)されました。
Speed Wi-Fi NEXT W03を購入
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Speed Wi-Fi NEXT W03 |
そんなタイミングでWiMAXの新端末 Speed Wi-Fi NEXT W03

自宅で利用している固定回線のフレッツ光をWiMAXに置き換えることを以前に考えていたこともあり、一気にWiMAXに傾きました。
しかし、大手キャリアの回線とは異なり、WiMAXの電波状態がかなり気になっていたので、旧機種になるW02ではありますが15日間の無料レンタルが出来るTry WiMAXを申し込んでみました。
1週間ほど利用してみましたが、自宅はもちろん自分の行動範囲内でも地下以外では問題なく電波が入り、光回線には及びませんが、通信速度も満足のいく結果。追加料金にはなりますが、au LTEも使用することができるので、初WiMAXを契約することにしました。
WiMAXを検討している方は一度は Try WiMAX で自身の生活圏内で問題がないか確認することをお勧めします。
NTTのフレッツ光を利用していたので、ONUからAirMac Time Capsuleに繋ぎ、テレビとデスクトップPC以外は全て無線LANで接続できるようにしています。
以前はBuffaloのAirStationを利用していましたが、MBAの購入を機に無線LANでのバックアップも可能でNASにもなる AirMac Time Capsule
に乗り換えました。
このAirMacは5Ghz帯が利用できるため、非常に高速な無線LAN環境を構築することができる優れたルータです。
NTTのONUを外し、W03に置き換えます。要するにフレッツ光を外(解約)して、WiMAXを固定回線の代わりとして利用します。
W03からAirMacへの接続は回線スピードを落とさないために有線接続にします。
有線接続をすることにより、W03からAirMacまでは1Gbpsの高速で接続されることになります。そのためには別売りのクレードルが必要になります。
私はWiMAXの契約と同時にauのオンラインストアからクレードルも注文しておきました。
まずはAirMac ユーティリティを使い、AirMac Time Capsuleの設定を変更します。
「インターネット」タブの接続方法を DHCP に変更します。
これで、W03から自動的にIPアドレスが取得されます。

次に「ネットワーク」タブのルーターモードを 切(ブリッジモード) に変更します。

最後にアップデートボタンを押下します。
ルータが再起動され、設定が反映されます。
ここからMBAやiPhone、ChromecastなどのWi-Fiへの接続確認やネットへの接続確認をしていく訳ですが、MBAやChromecastは問題なくWi-Fiとネットへの接続確認ができました。しかし何故かiPhoneとiPadがAirMacのWi-Fiには接続できるが、ネットへ接続できない状態に。
類似の問題が発生していないかネットを探したり、iPhoneのネットワーク設定を初期化してみたりと、思考錯誤を繰り返しましたが改善せず。
仕方ないので再度AirMacの設定を変更してみます。

「ネットワーク」タブのルーターモードを DHCP と NAT に変更します。
これによりルータが2つ存在することになり、二重NATの警告が表示されるようになります。
この状態であればiPhone、iPadも含めた全ての機器が今まで通りにAirMacのWi-Fiネットワーク内で使用できるようになりました。
もちろんWiMAXのWi-Fiを使用することも可能です。
動作上は何の問題もありませんが、やはり警告が出ているのは精神衛生上望ましくないので、警告を正常扱いにしてしまいます。

状況表示の部分を右クリックし、表示される選択肢から「無視」を選ぶことで、この警告を正常扱いにすることができます。

結果、次のように正常扱いで表示されます。

ブリッジモードにするとiPhoneでネットに接続できない状態になってしまうのは想定外のことでしたが、無事フレッツ光をWiMAX W03に置き換えてAirMacと接続し、通信費を節約することができます。
WiMAXを検討している方は一度は Try WiMAX で自身の生活圏内で問題がないか確認することをお勧めします。
現在のネットワーク構成と想定しているネットワーク構成
現在のネットワーク構成
NTTのフレッツ光を利用していたので、ONUからAirMac Time Capsuleに繋ぎ、テレビとデスクトップPC以外は全て無線LANで接続できるようにしています。
以前はBuffaloのAirStationを利用していましたが、MBAの購入を機に無線LANでのバックアップも可能でNASにもなる AirMac Time Capsule
このAirMacは5Ghz帯が利用できるため、非常に高速な無線LAN環境を構築することができる優れたルータです。
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価格:34,550円
(2016/6/25 00:56時点) |

想定しているネットワーク構成
NTTのONUを外し、W03に置き換えます。要するにフレッツ光を外(解約)して、WiMAXを固定回線の代わりとして利用します。
W03からAirMacへの接続は回線スピードを落とさないために有線接続にします。
有線接続をすることにより、W03からAirMacまでは1Gbpsの高速で接続されることになります。そのためには別売りのクレードルが必要になります。
私はWiMAXの契約と同時にauのオンラインストアからクレードルも注文しておきました。
AirMac Time Capsuleの設定変更
AirMacの設定を変更する
「インターネット」タブの接続方法を DHCP に変更します。
これで、W03から自動的にIPアドレスが取得されます。

次に「ネットワーク」タブのルーターモードを 切(ブリッジモード) に変更します。

最後にアップデートボタンを押下します。
ルータが再起動され、設定が反映されます。
ネットワークの確認、そして問題発生
ここからMBAやiPhone、ChromecastなどのWi-Fiへの接続確認やネットへの接続確認をしていく訳ですが、MBAやChromecastは問題なくWi-Fiとネットへの接続確認ができました。しかし何故かiPhoneとiPadがAirMacのWi-Fiには接続できるが、ネットへ接続できない状態に。
類似の問題が発生していないかネットを探したり、iPhoneのネットワーク設定を初期化してみたりと、思考錯誤を繰り返しましたが改善せず。
仕方ないので再度AirMacの設定を変更してみます。

「ネットワーク」タブのルーターモードを DHCP と NAT に変更します。
これによりルータが2つ存在することになり、二重NATの警告が表示されるようになります。
この状態であればiPhone、iPadも含めた全ての機器が今まで通りにAirMacのWi-Fiネットワーク内で使用できるようになりました。
もちろんWiMAXのWi-Fiを使用することも可能です。
二重NATの警告を正常扱いにする

状況表示の部分を右クリックし、表示される選択肢から「無視」を選ぶことで、この警告を正常扱いにすることができます。

結果、次のように正常扱いで表示されます。

ブリッジモードにするとiPhoneでネットに接続できない状態になってしまうのは想定外のことでしたが、無事フレッツ光をWiMAX W03に置き換えてAirMacと接続し、通信費を節約することができます。
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